婚活で気持ちが折れそうになったときの対処法
カウンセラー 山田 哲也〜 焦らず、自分を取り戻すためのヒント 〜
婚活をしていると、順調なときばかりではありません。
お見合いがうまくいかない、交際が自然消滅してしまった、理想の相手と出会えない…。何度もチャレンジしては、期待して、落ち込んで。
そんな繰り返しの中で「もう疲れた…」「私には向いていないのかも」と、気持ちが折れそうになる瞬間は誰にでも訪れます。
今回は、婚活の中で心が折れそうになったときにこそ実践してほしい、やる気を取り戻す方法や、周囲との関わり方、自分との向き合い方についてお話しします。
「心が折れる」とはどんな状態？
まずは、自分がどんな状態にいるのかを客観的に知ることが大切です。
婚活中の「心が折れる」とは、以下のようなサインとして現れます：
- お見合いを申し込む気力がない
- 結婚自体に興味がなくなってきた
- 相手の良いところが見えず、すぐに減点してしまう
- 成婚した人を見て、素直に喜べない
- 周囲の言葉に過敏に反応してしまう
これらは決して “あなたが弱い” から起こることではありません。
婚活は感情が大きく揺さぶられる活動であり、多くの人が通る道です。
やる気を取り戻すための３つの視点
1. 小さな成功体験を積み直す
「成婚」をゴールにしすぎると、達成できない間はずっと“失敗”の感覚に支配されてしまいます。
それでは疲れて当然です。
まずは、小さな成功体験を再構築しましょう。
- 「今日は笑顔で挨拶できた」
- 「プロフィールを前向きな言葉に修正した」
- 「1件お見合いを申し込めた」
このような小さな前進を「できたこと」として自分で認める習慣を持ちましょう。
自信は “積み上げ式” です。
2. 一度、婚活から離れてみる
疲れ切ったときは、無理に頑張り続けないのも一つの方法です。
たとえば、1ヶ月だけお休み期間を設けてみるのも効果的。
休むことに罪悪感を抱く人もいますが、適度なリフレッシュはモチベーションを回復させる上でとても重要です。
この間に旅行をしたり、趣味に没頭したり、自分自身の充電を行いましょう。
「婚活のことを考えなくていい時間」を意識的に作ることで、また前向きな気持ちになれます。
3. “結婚したい理由”を再確認する
婚活がつらくなったときこそ、自分の中にある「結婚したい理由」を再確認してみましょう。
- 「一緒にご飯を食べる人が欲しい」
- 「将来の安心を得たい」
- 「家族を作ることが夢だった」
こうした気持ちを思い出すことで、表面的な条件にとらわれず、自分にとって本当に大切なものを再認識できます。
本音と向き合うことで、目の前の“断られた”“選ばれなかった”という出来事の重さが少しずつ和らいでいきます。
周囲との関わり方を見直す
婚活中は、周囲の言葉や態度にも敏感になりがちです。
たとえば：
- 「まだ結婚しないの？」という親や親戚の声
- 成婚した友人のSNS投稿
- 同僚の何気ない一言
こうした外部からの刺激が、心の余裕を奪うこともあります。
▶対処法：信頼できる人とだけ距離を縮める
婚活について、なんでも話せる友人がいるのは心の支えになります。
しかし、無意識にマウントを取ってくる人や、悪気なくプレッシャーを与えてくる人とは、適度な距離を保ちましょう。
無理に人に合わせず、自分にとって心地よい人間関係を選ぶことが、婚活を長く続ける上でとても重要です。
「完璧でなくていい」と自分に言ってあげよう
婚活では、プロフィール、服装、話し方…あらゆる部分を“評価”される感覚に疲れてしまう人も多いでしょう。
だからこそ、自分だけは、自分に対して完璧を求めすぎないでほしいのです。
- 「今日、うまく話せなかった…」 → それでも会いに行けた自分を褒める
- 「また断られてしまった…」 → 勇気を出して申し込んだ自分を認める
小さな自分への「OK」が、気持ちの回復を後押しします。
「結婚相談所えんむす」は、あなたの心に寄り添います
婚活は、ただ相手を探すだけでなく、自分と向き合う時間でもあります。
つらさを感じるのは、それだけ真剣に向き合っている証拠です。
諦めたくなる瞬間も、誰にでもあります。
でも、一人で抱え込まないでください。
「結婚相談所えんむす」は、あなたの気持ちに寄り添いながら、次の一歩を一緒に考えます。
気持ちが折れそうなときは、一度立ち止まりましょう。
そして、またあなたのペースで歩き出せばいいのです。
結婚は、焦らなくても大丈夫。あなたにぴったりのご縁は、きっと見つかります。
