“会ってみないとわからない”の本当の意味。期待しすぎずに出会うコツ
カウンセラー 山田 哲也婚活の現場では、よく「会ってみないとわからない」という言葉が出てきます。
どんなにプロフィールが丁寧に書かれていても、
写真が素敵でも、実際に会ったときの印象が
まったく違うことは珍しくありません。
それはなぜなのでしょうか。
そして、この言葉の本当の意味を理解すると、
出会いのストレスや落ち込みがぐっと減り、
出会いそのものが前向きで優しいものに変わります。
プロフィールと実際の印象が違う理由
理由のひとつは「情報の量と質の違い」です。
プロフィールは、限られた文字数で自分を表すもの。
写真も一瞬の表情を切り取っただけのものです。
そこから受け取れる情報はごく一部。
ですが、実際に会うと、
- 声のトーン
- 話す速度や間
- 表情や仕草
- 相性の感覚
といった、文章では伝わらない「雰囲気」がたくさん存在します。
言い換えると、会って初めて知ることのほうが圧倒的に多いのです。
だからこそ、「違って当たり前」なのです。
期待しすぎると、相手の良さが見えなくなる
多くの人が陥ってしまう落とし穴があります。
それは、会う前に
期待を膨らませて理想像をつくってしまうこと。
「きっと優しいはず」
「ユーモアあるに違いない」
こうした “妄想上の相手像” と、目の前の相手を比べてしまうと、
本来の魅力を見失いやすくなります。
期待値が高いほど、
小さな違和感が大きなマイナスポイントに見えやすくなるのです。
過度な期待を減らすためにできること
① 評価ではなく観察する
初対面で大切なのは、
「いいか悪いか」ではなく、事実として観察すること。
- どんな話題で笑う？
- どんな時に相手の話を聞く姿勢を見せる？
- 緊張している？
- 安心できる沈黙がある？
ジャッジより、まず観察。
これだけで心がとても軽くなります。
② 1回のデートで結論を出そうとしない
「違うかも」で終わらせず、
判断材料を集める時間を持つという感覚が大切です。
1回会って相手の全てが分かることはありません。
むしろ、回数を重ねるほど相手の魅力が現れるケースが多いのです。
③ 今日のデートの “良かった点” を3つ書き出す
最初に目に入るのは「足りない点」ではなく、
小さな良さ探しの習慣。
- 目を見て話してくれた
- お店の予約をしてくれていた
- 丁寧にありがとうと言ってくれた
こうした気づきが、柔らかい視点と余裕を育て、
次の出会いの質を高めます。
結局、“会ってみないとわからない”とは？
それは、
相手を知る前から決めつけない勇気を持つこと
そして
観察する姿勢で向き合えば、出会いはもっと豊かになる
という意味です。
期待は軽く、心の扉は開いたまま。
そのスタンスこそ、婚活が上手くいく人の共通点です。
もし最近、出会いに疲れを感じていたなら
今日から少しだけ見方を変えてみませんか？
小さな一歩でも、未来は確実に動き出します。
また次の記事も楽しみにしていてくださいね。
あなたのペースで大丈夫。
未来の幸せを迎えに行く旅、これからも一緒に歩いていきましょう。
