結婚相談所を上手に活用する人の“相談のしかた”
結婚相談所に入会すると、専任のカウンセラーが婚活をサポートしてくれます。しかし、
「相談してもうまく伝わらない」
「何を話していいのか分からない」
という声も少なくありません。
実は、婚活がスムーズに進む人ほど、“相談のしかた”が上手なんです。
今回は、結婚相談所をより効果的に活用するための
「相談のコツ」をご紹介します。

1.「悩み」を隠さない人ほど、早く前に進む
婚活中は誰でも悩みや不安を抱えるものです。
「こんなこと言ったら恥ずかしい」
「弱音を吐くのはよくない」
と思って黙ってしまう方もいますが、それではサポートの方向性が決まりません。
カウンセラーはあなたの味方です。
迷っていることや、モヤモヤしている気持ちこそ、正直に話すことで適切なアドバイスが受けられます。
たとえば、「仮交際が続かない」「自分に合う人が分からない」といった悩みを素直に伝えることで、
カウンセラーは客観的な視点から改善策を提案できます。
“ 話すこと = 整理すること ” でもあります。
話すうちに、自分の考えが整理されることも多いのです。
2.相談は「事実+気持ち」で伝える
「お見合いの雰囲気がいまいちでした」だけでは、何が原因か分かりません。
上手に相談するコツは、「事実」と「自分の気持ち」をセットで伝えることです。
たとえば、
「お見合いでは話が弾みませんでした。
相手の趣味の話題が多くて、どう返せばいいか分かりませんでした」
このように伝えると、カウンセラーは「話題の広げ方」や「相槌の工夫」といった具体的なサポートができます。
感情だけでなく、状況も共有することで、次に活かせるアドバイスをもらえるのです。
3.「相談=報告」ではなく「一緒に考える」
カウンセラーへの相談は、“報告”ではなく“共同作業”です。
「こういうことがありました。どうしたらいいですか?」という一方通行の相談ではなく、
「自分はこう感じたのですが、他に見方はありますか?」と尋ねるようにしてみましょう。
自分の考えを持ったうえで相談することで、会話が深まり、自分でも気づかなかった視点を得ることができます。
また、「一緒に考える」姿勢は、婚活そのものにも良い影響を与えます。
お相手との関係づくりでも、相手の意見を尊重しながら話を進められるようになるのです。
4.小さなことでもこまめに相談する
婚活はスピード感が大切です。
一人で悩んで時間をかけるよりも、気になったことを早めに相談することで、軌道修正がしやすくなります。
「ちょっと気になる」
「少し迷っている」
—— その段階で声をかけてください。
実際、成婚の早い方ほど、些細なことでもカウンセラーと密にコミュニケーションを取っています。
それが、婚活の停滞を防ぎ、安心して次のステップへ進む力になるのです。
5.“素直さ”が婚活成功の近道
最後に一番大切なのは、アドバイスを素直に受け取る心です。
「自分の考えと違う」と感じても、いったん受け止めて試してみることで、
新しい可能性が見えてくることがあります。
婚活では、思い込みを手放す勇気が必要です。
相談所は、あなたの人生を共に考えるパートナー。
相談するたびに、自分を知り、婚活力が磨かれていきます。
まとめ : 相談上手は、婚活上手
結婚相談所を上手に活用する人は、決して特別なことをしているわけではありません。
悩みをため込まず、正直に話し、カウンセラーと一緒に考える
—— その積み重ねが大きな成果につながっています。
「どう伝えよう」と悩む前に、まずは一言、「聞いてもらっていいですか?」から始めてみましょう。
その一歩が、あなたの婚活を前に進める大切なきっかけになるはずです。

