プロフィールに書くべき？趣味の伝え方で変わる印象
カウンセラー 山田 哲也婚活において、プロフィールは第一印象を決める大切なポイントです。
その中でも「趣味」は、意外にお相手の関心を引く大きな役割を果たしています。
「趣味なんて些細なこと」と軽く考えてしまう方もいますが、趣味の伝え方一つで「この人と話してみたい！」と思われるかどうかが変わってきます。
この記事では、プロフィールに趣味を書くときの効果的な伝え方と注意点についてご紹介します。
趣味がプロフィールに与える影響とは？
趣味の欄は、単なる自己紹介の一部ではなく「人柄が伝わるヒント」です。
例えば、同じ「映画鑑賞」でも、書き方によって印象は大きく異なります。
- 「映画鑑賞」だけ → 無難だけど印象に残らない
- 「休日は映画館で邦画を観るのが楽しみです」 → 落ち着いた雰囲気
- 「最新のアクション映画を観てリフレッシュしています」 → 活発で明るい印象
- 「昔の名作映画を自宅で観るのが好きです」 → 知的で趣味人らしい
同じ趣味でも表現を工夫することで、自分の人柄やライフスタイルが自然に伝わるのです。
婚活プロフィールにおすすめの趣味の伝え方
1. 具体的に書く
「読書」「旅行」など抽象的な表現ではなく、もう一歩踏み込むのがおすすめです。
- 読書 → 「推理小説を読むのが好きで、つい時間を忘れてしまいます」
- 旅行 → 「温泉旅行でゆったり過ごすのが楽しみです」
具体性があると、お相手が「この人と一緒に楽しめそう」とイメージしやすくなります。
2. ポジティブさを伝える
「休日はゴロゴロして過ごしています」とそのまま書いてしまうと、だらしない印象を与えてしまうことがあります。しかし、少し表現を工夫すれば、ゆったりとした休日を大切にしているポジティブな人柄が伝わります。
- 「休日はお家でのんびり過ごして、心身をリフレッシュしています」
- 「お気に入りの音楽を聴きながら、ゆったりとした時間を楽しむのが休日の過ごし方です」
- 「平日の忙しさをリセットするために、休日はリラックスを大切にしています」
同じ“ゴロゴロ”でも、「自分を大切にする時間」として表現すると、前向きで魅力的に感じてもらえます。
3. 共感されやすいジャンルを選ぶ
趣味の全てを書く必要はありません。
特にプロフィールに載せるのは、お相手と共感を得やすい内容がおすすめです。
「料理」「スポーツ観戦」「音楽」「旅行」「グルメ巡り」など、多くの人が関心を持ちやすいジャンルです。
書かない方がいい趣味とは？
もちろん、正直に書くことは大切ですが、相手に誤解を与えやすい趣味は注意が必要です。
ネガティブな印象を与えるもの
- 「ギャンブル」
- 「飲み歩き」
- 「徹夜でオンラインゲーム」
楽しんでいる本人にとっては大切。
でも、初対面のお相手から見ると「生活が乱れそう」と感じられてしまうこともあります。
専門的すぎる趣味
- 「昆虫採集」
- 「鉄道模型のジオラマ制作」
こだわりが強く専門的な趣味は、最初から強くアピールするよりも、親しくなってから話題にする方が安心です。
趣味から広がる会話のきっかけ
婚活では、お見合いや初デートで「会話が続くか」が大きなカギ。趣味を具体的に書いておくと、そのまま自然な話題につながります。
たとえば、
- 「最近ハマっている料理はカレー作りです」
→ 「どんなスパイスを使っているんですか？」 - 「サッカー観戦が好きで、Jリーグをよく見に行きます」
→ 「どこのチームを応援しているんですか？」
相手が質問しやすく、会話が盛り上がるきっかけになります。
「趣味がない」人はどうする？
「特に趣味がない」と悩む方も多いですが、その場合は日常の中で好きなことを見つめ直してみましょう。
- 「休日は散歩してリフレッシュしています」
- 「新しいカフェを見つけるのが好きです」
- 「最近は健康のために軽いジョギングを始めました」
小さな楽しみでも、前向きな表現をすれば十分魅力的に伝わります。
まとめ：趣味は “未来の共有” の第一歩
婚活プロフィールの趣味欄は、単なる自己紹介ではなく「この人と一緒に過ごしたら楽しそう」と感じてもらうための大切なパーツです。
- 具体的に、前向きに伝える
- 相手と共感しやすい内容を選ぶ
- 誤解を招く趣味は控える
- 趣味がないなら小さな日常の楽しみを見つける
こうした工夫で、プロフィール全体がぐっと魅力的に変わります。
婚活は「自分を飾る場」ではなく「自分を知ってもらう場」。
趣味を通じて、自分の人柄や未来の姿をイメージしてもらえるよう意識してみてください。
