「外見を重視してしまう」あなたへ

〜 本当に大切なのは「心が動く瞬間」 〜

婚活のご相談を受けていると、とても多いのがこの悩みです。

「頭では中身が大事だと分かっているのに、
 どうしても外見ばかり見てしまうんです」

「好みの顔じゃないと、気持ちが乗らなくて…」

こうしたご相談は、女性にも男性にも多く寄せられます。

でも、安心してください。
「外見を重視してしまう」ことは、決して悪いことではありません。
大切なのは、その気持ちとどう向き合い、どう活かすかです。


今日は、そんなモヤモヤに悩むあなたに向けて、ヒントをお届けします。

外見を気にするのは、当然のこと

まず声を大にしてお伝えしたいのは、「外見を重視してしまう」のは悪いことではありません。

婚活は、「初対面での印象」がその後を大きく左右します。
服装や髪型、表情、清潔感…。
これらは「相手に対する思いやり」の表現でもあり、コミュニケーションの一部です。

だから、外見を気にするのは決して悪いことではありません。
むしろ、婚活では大事な要素のひとつです。

しかし、「外見が全て」になってしまうと、未来の幸せを遠ざけてしまう可能性もあります。


「外見」へのこだわりが苦しくなる理由

婚活が長引くほど、つい外見にこだわりすぎてしまう方が多いのも事実です。

  • 写真でNGを出す基準がどんどん厳しくなる
  • デート後、「なんとなく好みじゃない」とお断りしてしまう
  • 「好みの顔じゃないから好きになれないのでは」と悩む

こうして、「外見重視の自分って間違っているのかな…」と落ち込んでしまう方も少なくありません。

しかし、その裏には、次のような不安が潜んでいることが多いのです。

  • 本当に幸せになれる相手を選べるか自信がない
  • 妥協して後悔するのが怖い
  • 人にどう思われるかを気にしすぎてしまう

見た目を気にするのは当然の感覚ですが、「外見にこだわる自分を責める必要はありません」

大切なのは、外見以外にも目を向ける「余白」を持つことです。


外見以外に目を向けるポイント

では、どうしたら外見だけで判断しない婚活ができるのでしょうか?

以下の3つの視点を、ぜひ意識してみてください。


① 「一緒に過ごす未来」を想像してみる

相手を選ぶとき、顔立ちや雰囲気は確かに大事ですが、結婚は日常の積み重ねです。

例えば、こんな問いかけをしてみましょう。

  • 一緒にいてホッとできるか?
  • ケンカした後も話し合える人か?
  • 笑い合える時間が多いか?

一生を共にするパートナーを考えるとき、「どんな未来を一緒に過ごせるか」を想像することはとても大切です。


② 「尊敬できる部分」を探す

外見にとらわれすぎているときは、相手の「内面の魅力」を探す目線を意識してみてください。

  • 仕事に真剣に取り組む姿勢
  • 家族や友人を大切にする心
  • 素直に謝れる強さ
  • さりげない気配り

どんな人にも、必ず素敵な部分があります。
「外見」よりも、こうした部分に心を動かされた経験はありませんか?


③ 「完璧じゃなくていい」と自分に言い聞かせる

婚活中は、つい「理想の条件」を全部満たした相手を探してしまいがち。

でも、実際に結婚している多くのカップルは、全てが理想通りではありません。
「ここは理想と違うけれど、一緒にいられる心地よさがある」
そんな妥協ではなく、「大切なものを優先する選択」をしているのです。

完璧を求めると苦しくなります。
「完璧じゃなくていい」と、自分に優しく言い聞かせてあげましょう。


外見は「入り口」、その先を見に行こう

外見は大切です。
けれど、外見だけで全てを決めてしまうのは、あなた自身の幸せの可能性を狭めてしまうことにもつながります。

結婚相談所では、プロフィールの写真や条件だけでは伝わらない「お人柄」の部分を知る機会がたくさんあります。
もし「どうしても外見が気になってしまう」という方は、カウンセラーに相談するのもおすすめです。

「えんむす」では、外見にとらわれすぎない婚活の進め方や、あなたが本当に望むパートナー像を一緒に整理するお手伝いをしています。


最後に:あなたの本当の望みを忘れないで

婚活は、「どんな人と人生を一緒に歩みたいか」を考える旅です。
外見は、その旅のきっかけになる大切な要素。
でもその先には、もっと大きな幸せがあります。

「好き」という気持ちは、外見だけでなく、相手の言葉、行動、優しさ、笑顔…いろいろな瞬間から育っていくものです。

どうか、あなたの幸せを狭めずに、いろんな可能性を見にいってくださいね。
もし一人で悩んでしまったら、「えんむす」がいつでもお手伝いします。

一緒に、心から笑える未来を探しに行きましょう!