婚活を始めたときに家族へどう伝える?
〜家族との向き合い方、伝え方のヒント〜
「そろそろ本気で婚活を始めよう」と決めたとき、ふと悩むのが“家族への伝え方”です。
「結婚相談所に入会したことを話すべき?」
「親に何か言われるかも…」
「まだ成果も出ていないのに、報告するのは恥ずかしい」
そう思って、家族に内緒で婚活を進めている方も少なくありません。
けれど、家族の理解やサポートがあると、婚活はより前向きに、安心して進めることができます。

今回は、婚活を始めるにあたって、家族にどう伝えればよいのか。
そのタイミングや伝え方の工夫、そして家族との関係を良好に保つポイントをお伝えします。
なぜ「家族への伝え方」が重要なのか
婚活は、人生のパートナーを探す大切な活動。
ですが、思うようにいかないことや、気持ちが揺らぐ場面もたくさんあります。
そんなときに、自分を理解して応援してくれる家族の存在は、とても大きな支えになります。
逆に、家族に余計なプレッシャーをかけられたり、価値観を押しつけられてしまうと、婚活自体がストレスになってしまうことも。
だからこそ、家族への伝え方には「タイミング」と「内容の整理」が重要なんです。
タイミングは「自分が落ち着いているとき」に
婚活を始めたばかりの時期は、気持ちが不安定になりやすいものです。
「早く伝えなきゃ」と焦る必要はありません。
むしろ、ある程度活動に慣れてきて、自分の考えがまとまった頃に伝える方が、冷静に話ができておすすめです。
たとえばこんなきっかけで話してみましょう。
- 実家での会話中、「最近何してるの?」と聞かれたとき
- 家族から「そろそろ結婚は?」という話題が出たとき
- 親しい兄弟姉妹との雑談で、自然に婚活の話になったとき
伝える時期は「自分のペース」でOKです。焦らず、整った心で話しましょう。
伝えるときに大切なポイント3つ
① 婚活は前向きな選択であることを伝える
まず大前提として、「婚活=恥ずかしいこと」と思い込まないことが大切です。
むしろ、自分の人生を真剣に考えたうえでの前向きな行動なのですから、自信を持って伝えましょう。
例:「自分の将来を真剣に考えて、ちゃんと向き合ってみようと思ったんだ」
このように、婚活を始めた背景や気持ちを率直に話すと、家族も理解を示しやすくなります。
② 相手の反応をコントロールしようとしない
家族によっては、驚いたり、心配したり、思いがけない反応をすることもあります。
- 「え、結婚相談所に入ったの!?」
- 「そんなに焦らなくてもいいんじゃない?」
- 「どんな人と結婚したいの?」
こうした反応に振り回されすぎず、「自分の意思で決めた」という姿勢を持ちましょう。
例:「心配してくれるのはありがたいけど、自分なりに考えて始めたことだから、まずは見守ってくれると嬉しいな」
伝えた後は、距離感を大切にしながら接するのがポイントです。
③ 必要なことだけ、段階的に話す
すべてを一度に話す必要はありません。
たとえば、次のような順番で段階的に伝えていくのもおすすめです。
- 婚活を始めたこと(例:結婚相談所に入会したこと)
- どんなサポートを受けながら進めているか
- お見合いや交際の進展があれば、その都度報告するかどうかを判断
「相談所に入った」=「すぐに結婚」ではありません。
だからこそ、過度に心配させないように、小出しにすることも大切です。
家族のプレッシャーに負けないために
「早く孫の顔が見たい」
「いつになったら結婚するの?」
こういった言葉は悪気がないとわかっていても、婚活中の人にとっては重く響くもの。
そんなときは、やんわりと気持ちを伝えてみましょう。
例:「急いで決めて失敗したくないから、ちゃんと向き合いたいと思ってるよ」
例:「焦らせられると逆に難しくなるから、少し見守ってほしいな」
言葉の選び方ひとつで、家族との距離感は大きく変わります。
最後に|味方を増やして、前向きな婚活を
家族との関係は、婚活を続けていくうえでの「心の土台」となる大切な要素です。
時にはすれ違いもあるかもしれませんが、少しずつ思いを伝え合うことで、理解者になってくれることもあります。
あなたが前向きに歩もうとしている姿は、きっと家族にも伝わるはずです。
そして、もしどうしても不安なときは、「えんむす」のカウンセラーにもご相談ください。
ご家族との関わり方も含め、あなたの婚活をしっかりサポートいたします。
婚活は、自分だけの努力ではなく、周囲の支えがあってこそ。
だからこそ、ひとつひとつの関係を大切に、焦らず丁寧に進めていきましょう。
あなたの婚活を応援しています!