“比較して落ち込む自分”と仲良くなる方法
12月になると、SNSでは結婚報告や家族写真、幸せそうな投稿が増えます。
「また友だちが結婚した」
「自分だけ取り残された気がする」
そんな気持ちになってしまう方も、少なくありません。
落ち込む自分を責める必要はありません。
その感情は、真剣に未来を考えている証拠。
そして、比較は決して悪いことではなく、自分を前進させる力にも変えられるのです。
今日は、そんな揺らぐ気持ちとうまく付き合うための考え方をお伝えします。

比べてしまうのは、自然なこと
人は誰でも、自分の現在地を知るために周囲と比べてしまいます。
感情が揺れるのは、それだけ「自分も幸せになりたい」という願いが強いから。
落ち込むたびに
「情けない」「弱い」と責めてしまう人は、まずこう言い換えてみてください。
- 私は、幸せを大切に思える心がある
- 私は、前に進みたいと思っている
この視点に変えるだけで、心の重さが少し軽くなります。
比較で苦しくなるときに起きていること
比較して落ち込むとき、多くの場合視点は次の状態になっています。
① 他人の “結果” だけ見ている
投稿された写真や報告は「結果」であり、そこに至る努力や悩みは見えません。
② 自分の “途中経過” と比べてしまう
まだ途中の自分と、完成された他人を比べたら苦しくなるのは当然。
このズレに気づけたら、心が少し自由になります。
比較をエネルギーに変える3つの方法
① 羨ましい人を “モデル” にする
落ち込むのではなく、
「どんなところが羨ましいと思ったんだろう?」
と考えてみましょう。
- 出会いを大切にしていた
- 行動を止めなかった
- 自分を磨き続けていた
羨ましさの中に、自分の理想像が隠れています。
② “できていること” を書き出す
比較して落ち込む時期ほど、
自分ができたことが見えなくなっています。
- 今月行動したことは?
- 勇気を出して挑戦したことは?
- 前より成長したことは?
小さな一歩を見つけられれば、未来への自信になります。
③ 自分だけの“速度”を大切にする
結婚には、誰にも真似できない自分のペースがあります。
- 早くても、遅くても、どちらでもいい
- 大事なのは、自分の心が納得して進んでいるか
幸せの形はひとつじゃない。
レールは、自分で選べる。
最後に
比較して落ち込む気持ちは、決して弱さではなく、
「変わりたい」
「幸せになりたい」
という強さの裏返し。
その気持ちを否定せず、
やさしく抱きしめてあげてください。
そして、こう言ってあげましょう。

「大丈夫、私はちゃんと前に進んでいる」
その一歩が、未来を変えていきます。
この冬、焦らず、自分のペースで。
えんむすは、いつでもあなたの味方です。

