結婚相談所を選ぶときの“カウンセラーとの相性”の大切さ


結婚相談所を利用するうえで、多くの方が気にするのは「会員数」や「成婚実績」ではないでしょうか。

もちろん、それらは大切な指標ですが、意外と見落とされやすいのが 「カウンセラーとの相性」 です。

結婚相談所は「人と人をつなぐサービス」。その中心にいるカウンセラーとの信頼関係が築けるかどうかで、婚活の成果やモチベーションは大きく変わります。

今回は、なぜ相性が大切なのか、そしてどのように見極めればよいのかを考えていきましょう。


1. カウンセラーは “伴走者” である

結婚相談所での婚活は、一人でアプリを使う婚活とは違い、カウンセラーと二人三脚で進めていきます。
出会いの紹介からプロフィール作成のアドバイス、デート後の振り返りまで、常にサポートしてくれる存在です。

だからこそ
  「安心して気持ちを話せるか」
  「自分の希望を素直に伝えられるか」

がとても大切です。相性が合わないと、本音を言えずに消極的になったり、アドバイスを素直に受け入れられなかったりしてしまいます。


2. 相性が良いカウンセラーとは?

相性の良し悪しは、年齢や性別だけで決まるものではありません。ポイントは次の3つです。

  • 話をしっかり聞いてくれるか
    一方的にアドバイスするのではなく、あなたの気持ちを尊重して耳を傾けてくれるかどうか。
  • 自分に合った言葉で伝えてくれるか
    厳しい言葉も必要な場面はありますが、受け止めやすい表現でアドバイスしてくれるかどうか。
  • 信頼できる安心感があるか
    何でも相談できる雰囲気があり、「この人と一緒なら頑張れる」と思えるかどうか。

婚活は時にうまくいかないこともあります。
そのときに「落ち込む気持ちを理解して励ましてくれる人」かどうかで、立ち直りの早さも変わります。


3. 相性を見極めるための工夫

では、どうやって相性を見極めればいいのでしょうか。

  • 初回カウンセリングを大切にする
    多くの相談所では無料カウンセリングを行っています。
    その場で「話しやすさ」や「共感してもらえる感覚」を確かめましょう。
  • 質問をしてみる
    「理想の結婚観を持つ人にはどのようにサポートしていますか?」など、
    具体的な質問を投げかけてみると、その人のスタンスや熱意が伝わってきます。
  • フィーリングを信じる
    「なぜか安心できる」「この人なら自分を理解してくれそう」といった直感も大切な判断材料です。

4. 自分も“相性の一部”をつくっている

相性は一方的に決まるものではなく、カウンセラーと会員が共につくり上げるものです。
素直な気持ちを隠さずに伝える、相談や報告をこまめに行うなど、自分からも歩み寄る姿勢が大切です。
信頼関係が深まるほど、カウンセラーもより的確なサポートをしてくれるようになります。


まとめ:数字よりも“人”を見て選ぶ

結婚相談所を選ぶとき、多くの人が「成婚率」「料金」などの数字に注目します。
しかし、婚活を成功へと導くうえで最も大きな要素は「カウンセラーとの相性」です。
信頼できる伴走者がいれば、迷ったときも立ち止まったときも安心して前に進めます。

婚活は決して一人ではありません。
あなたに寄り添い、背中を押してくれるカウンセラーとの出会いこそ、幸せな結婚への第一歩です。